News & Topics

パイパー・エアクラフト社(Piper Aircraft, Inc.) は、米国フロリダ州のベロ・ビーチに本社がある固定翼のメーカーで、世界中のパイロットに機能的で信頼性の高い単発・双発エンジンの機体を提供しています。単発エンジンのＭクラス－M700 Fury, M500, M350は、ビジネスやプライベートにおいて、上品な雰囲気と価値観をもたらします。双発のSeminoleは、双発機の中で性能、効率性、シンプルさのバランスの良さが証明されています。トレーナークラスのArcher TX,/LX, Archer DX,/DLX, Seminole, Pilot 100iは世界の操縦訓練機の中で、もっとも最新鋭の技術を取り入れた製品群を形成しています。すべてのパイパー（Piper）の航空機はコックピットにGarminのアビオニクスを搭載しています。

◆M700 FURY

M700は、最大巡航速度が301ノットに達し、同社87年の歴史で最速の単発機となります。700馬力のプラット＆ホイットニーPT6A-52エンジンを搭載し、1,424海里の航続距離を誇ります。また、前モデルM600に比べて、上昇性能は30％以上向上しています。パイパー社は、このM700を新世代Mクラス製品ラインの展開の第一歩であるとしており、Mクラスの今後のラインナップにも大いに期待が寄せられています。

M700 FURY 写真集はこちら

◆M500 JCAB 型式証明取得

M500（PA-46-500TP 型）は、2015 年に販売開始された６人乗り単発ターボプロップ機で、「G1000 NXi 型統合アビオニクス」や「4 枚ブレード定速プロペラ」を装備しています。本機は、1990 年代末に開発された在来モデルからの 発展型で、その位置付けはピストン機からターボプロップ機への最初の乗り換え機種となっています。M500の基本的な機体構造やアビオニクスはM350と同一ですが、「PT6A-42A 型ターボプロップ・エンジン（ 500 軸馬力）」の採用により、機体性能が向上しています。併せて「主翼の強化（ M350から主翼付根部の翼面積拡大）」および「 水平尾翼の面積拡大」も採用されています。

M500 写真集はこちら

◆M350 JCAB 型式証明取得

M350（PA-46-350P 型）は、2015 年に販売開始された６人乗り単発ピストン機で、ガーミン社製G1000 NXi 型統合アビオニクスやハーツェル社製3 枚ブレード定速プロペラを装備しています。M350 の初期モデル開発は1970 年代で、当時の小型機としては珍しい「 フラッシュ・リベット（沈頭鋲、平滑な機体表面の実現により抗力低減）」や「金属接着構造（金属部品同士の接着で締結部品排除による部品点数削減や重量軽減、面接着による強度向上）」が採用されました。また、「ターボチャージャー　2機を備えた水平対向型ピストン・エンジン」および「高アスペクト比（翼幅の長い）の主翼」を採用し、空気の薄い高高度での飛行性能と客室与圧機能を確保しています。

M350 写真集はこちら

◆ARCHER TX/LX

ARCHER TX/LX 写真集はこちら

◆ARCHER DX/DLX

ARCHER DX/DLX 写真集はこちら

◆SEMINOLE

SEMINOLE 写真集はこちら

◆PILOT 100I

PILOT 100I 写真集はこちら