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2025.01.06

「練習用ヘリコプターTH-480B 10年無事故運用 記念式典」に木下代表が出席


2024年11月、陸上自衛隊航空学校宇都宮校において、練習用ヘリコプターTH-480Bの10年無事故運用を祝う記念式典が開催されました。
この式典に、TH-480Bの機体供給・整備企業として弊社の木下代表が出席し、祝辞を述べました。
今後も、弊社は安全で高品質な航空機を提供することで、日本の防衛に貢献してまいります。

 

なお、この記念式典の様子は「防衛ホーム」新聞にも掲載されました。

 

 

以下、記事全文
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練習ヘリTH480B、無事故運用10年
陸自航校宇都宮校 記念式典開く
まもなく10万時間到達
操縦士500人育成

 

陸上自衛隊が運用する練習ヘリコプター「TH-480B」の無事故運用10年を祝う記念式典が11月28日、航空学校宇都宮校で開催された。式典では、機体の安全性と運用の成果が称賛されるとともに、次世代の航空訓練に向けた決意が新たにされた。

 

陸自航空学校の更谷光二学校長(陸将補)は式辞で、2014年に教育機として全30機が導入されたTH-480Bがこれまでの10年間で約505名の新人操縦士を育成し、約400名の整備員がその維持に携わったことを紹介。「延べ運用時間は本日時点で9万9650時間に達し、間もなく10万時間に到達する」と述べた。

 

さらに、航空安全意識の高い教育体制の成果を強調し、今後も教育環境の充実に向けた取り組みを続ける方針を示した。

 

また、更谷学校長は「この成果は関係者全員の努力と行動力のたまものであり、エンストロム社およびエアロファシリティー社の補給整備支援があって初めて成し遂げられた」と謝辞を述べた。

 

TH-480Bを日本に供給したエアロファシリティー株式会社の木下幹巳代表取締役社長も登壇。2011年に初号機が仙台空港で納入された際のエピソードを振り返り、「納入直後に東日本大震災の津波が仙台空港を襲ったが、機体が被害を免れたのは奇跡的だった」と語った。

 

そして「陸自航空学校の航空安全を確保された航空機運用に深く感謝するとともに、これからも真心を持ってサポートを続けていきたい」と述べた。

 

式典には米エンストロム社のトッド・テツラフ社長も出席。同社フラッグシップモデル、TH-480Bが陸自のパイロット育成に貢献している点を評価し、「10万飛行時間という記録は世界的にも類を見ない偉業だ」と称賛した。また陸自が取り組む災害救援や国際平和活動に言及し、「引き続き陸上自衛隊が任務を完遂するために最大限支援する」と述べた。

 

陸自では人的支援の効率的な活用を目指し、整備分野への民間力導入を進めている。更谷学校長は「これまでの実績におごることなく、より充実した教育環境の整備に取り組む」と決意を表明した。

 

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