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2020.01.30
水害(洪水・津波)対応型 防災ヘリポート(災害備蓄倉庫付防災ヘリポート)のご案内
当社が防災・減災ヘリポートの普及に注力する背景には、近年頻発する大規模災害があります。
先日政府の地震調査研究推進本部は、将来の発生が懸念される南海トラフ地震で西日本から東日本の各地を襲う津波の確率を公表しました。
今後いつ起こってもおかしくない南海トラフ地震や首都直下地震、地球温暖化に伴い益々強力になっている台風や豪雨による水害など、災害対策はもはや待ったなしです。
我が国の沿岸部に多く建設されている「津波タワー」は避難はできてもヘリコプター等による迅速な救助は望めないかもしれません。設置された施設のほとんどは「緊急救助スペース」と呼ばれるもので、ホイストで被災者を救助する方法です。被災者を迅速に救助できる施設は、ヘリコプターが離着陸できる「ヘリポート」であるべきでしょう。
この際、ヘリポートの有無が救助活動の成否を左右すると言っても過言ではありません。例えば、患者をホイスト装置でヘリコプターに吊り上げる場合、1人の救助に10分はかかりますが、ヘリポートがあれば、1分で10人は救助できます。一刻を争う状況の中でこの差は無視できません。昨年の台風19号の被害では、ヘリコプターによるホイスト救助で被救助者を落下させてしまうという、あってはならない不幸な事故も発生しています。ヘリポートさえあれば救える命があるのです。
エアロファシリティーはヘリコプターによる迅速な救助を可能にする津波対応型防災ヘリポートを提案します。