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「新・ヘリポートの造り方」

基礎知識

2024.10.09

「新・ヘリポートの造り方」計画段階からの注意点 : 屋上ヘリポートの場合 その6


前回のコラム→「新・ヘリポートの造り方」計画段階からの注意点 : 屋上ヘリポートの場合 その5

 

チェック10【進入角指示灯】

屋上ヘリポートへのアプローチは高さとスピードの管理が難しいものです。地上ヘリポートだと高度が低くなるにつれてパイロットの視界に多くの情報が入ってくるので、高度とスピードの管理は比較的容易なのですが、屋上ヘリポートではそれらの情報が少ないからです。このように屋上ヘリポートへの着陸は適切な進入角の感覚を掴みにくいため、パイロットによっては着陸帯直上から垂直降下着陸を選択してしまうことがあります。ただ、この選択はセットリング(予期せぬ急降下)に陥る可能性があるため危険です。そのため着陸時に安全な高度を正確にパイロットへ知らせる進入角指示灯が推奨されています。

 

進入角指示灯には簡易的なVASISとICAOが推奨するHAPIがあります(下図参照)。

 

「新・ヘリポートの造り方」

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