コラム
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基礎知識
2020.01.23
着陸区域照明灯(LEDヘリポート夜間照明(航空灯火)設備)
●境界誘導灯・境界灯付着陸区域照明灯とは(ヘリポート夜間照明設備)
着陸区域照明灯は、航空法施工規則第百十四条の定めるところにより、離陸し、又は着陸しようとする航空機に着陸区域の視認性を向上させる用途として使用されます。また、境界灯と着陸空域照明灯が一体型になった一台二役タイプの境界灯付着陸区域照明灯(Model-702LED)もあります。
設置基準
着陸区域照明灯の設置基準は、「離着陸地帯の周辺にあって、航空機の航行に障害とならない場合に設置すること」また「ヘリポート中心にて、各灯火の法線照度10[㏓]以上を確保すること」とされています。
基本仕様(着陸区域照明灯)
型式 | Model-701LED(Model-702LED) |
入力電圧 | AC100V |
出力 | 照明灯:60W(境界灯:2.8W) |
寸法 | 下図参照 |
重量 | 15kg |
設置方式 | 架台取付 |
ケース | アルミダイキャスト |
レンズ | Lexan(ポリカーボネート樹脂) |
ランプ | LED(照明灯:航空白色、境界灯:航空黄色) |
着陸区域照明灯・境界灯付着陸区域照明灯 寸法図