コラム
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「答えは防災ヘリポート」
基礎知識
2024.08.08
「答えは防災ヘリポート」⑦ 防災ヘリポートの概要
エアロファシリティーが提案する「防災ヘリポート」は、最小限の設備をコンパクトにまとめた水害に対応する避難施設です。
主な設備は想定される水位以上にかさ上げした多目的スペースとその屋上に設置されたヘリポートです。
施設特徴
・公民館敷地など住民が利用しやすい場所に設置が可能
・地上階(1F)は駐車場、居室階(2F)は備蓄倉庫付き多目的スペース
・屋上階(RF)はヘリポートとして活用
・ヘリポートは平時、ドクターヘリの救命救急活動のアクセスポイントとして、災害時は防災ヘリ、自衛隊ヘリによる救助活動、救援活動拠点として利用が可能
・救援なしで3日間の避難を可能にする自家発電設備と備蓄倉庫
・地上階から屋上階まで車椅子やストレッチャーの垂直移動が可能
施設仕様
・防災対応型かさ上げヘリポート
(着陸帯大きさ:15m x19m、高さ:浸水想定高さによる)
・備蓄倉庫付き多目的スペース(250m²)
・マシンルームレスエレベータ(地上階 ⇄ 居室階)
・ストレッチャー対応段差解消機(居室階 ⇄ 屋上階)
・自家発電設備
・駐車場
小冊子『答えは防災ヘリポート 著:木下幹巳』より抜粋