コラム
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基礎知識
2024.01.19
屋上のコンクリートヘリポートの衝撃荷重計算
構造物を設計する場合、想定される様々な荷重に耐えうるように配慮し強度を計算していきます。この計算の基礎となるのが構造力学や材料力学です。構造物の各所にかかる最大の荷重に耐えるようにしなければなりませんし、逆に必要以上に強固な設計にすると過剰設計となりムダが増えてしまいます。この想定荷重は国によって異なります。地震の多い我が国の構造物は、世界の標準と比較すると想定荷重が大きく、安全性の高い設計になっています。
通常、想定荷重としては主に「引っ張り」「圧縮」「せん断」「曲げ」の4種があります。設計者はこれらの想定される荷重がすべて許容応力内であることを確認する必要があります。