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エアロファシリティーからのお知らせです
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2021.09.17
AEM社のEagle Audio買収に伴う弊社取扱製品について
エアロファシリティー株式会社(東京都港区)は、2018年よりカナダのスピーカー製造業者AEM社の日本正規販売代理店となっており、この度AEM社が同じくカナダのEagle Copter社のオーディオ部門(Eagle Audio)を買収したことを受け、Eagle Audioが取り扱う製品群を新たに日本国内で販売する契約をAEM社と締結しました。
この買収により、従来の機内・機外スピーカー装置に加え、新たなオーディオ製品を日本の市場に紹介できることになりました。AEM社のセールスマーケティング部門長であるトニー・ウェラー氏は、「Eagle Audioの製品群はAEM社が従来から有していた施設や製品と関連性が高く、今後より多様な製品群を提供することで、既存の顧客を手厚くサポートできることを楽しみにしております。エアロファシリティー株式会社は日本の市場に精通した重要なパートナーであり、弊社の製品を様々な運航者や航空機メーカーに引き渡しております。P139-HD デジタルオーディオシステムについてはベル412EP型において既に国土交通省航空局(JCAB)の追加型式設計承認(STC)を取得しており、AEM社は日本国内において本製品のさらなる普及を計画しております。今回締結した契約は、これを可能にするものと考えております。」とコメントしております。
今後、弊社は日本のお客様にAEM社の新しいオーディオ製品を紹介できることを楽しみにしております。今回の買収を機に我々はAEM社と共に航空業界の一層の発展に貢献したいと考えております。
AEM社の製品導入実績として、川崎重工業株式会社様に納めた同社製LSS880機外スピーカー装置が、BK117型において国土交通省航空局の追加型式設計承認(JSTC)を取得しており、また大阪市消防局様のH155型においても同社製LSS1760機外スピーカー装置が修理改造検査に合格し、装備されております。今後、警視庁様が導入予定のH225、ベル412EPXにも同社製LSS1760機外スピーカー装置が搭載される予定です。
Anodyne Electronics Manufacturing Corp.(AEM社)について:
Anodyne Electronics Manufacturing Corp.(AEM社)はカナダのブリティッシュコロンビア州に拠点を構える航空機の通信系統、スピーカー系統、コーション・ウォーニングパネル及び照明系統の製品を設計・開発・製造するリーディングカンパニーです。また、同社は他の会社が運用コストを低減し、コアビジネスへ注力できるよう設計及び製造のサービスを提供することも可能です。同社はカナダ運輸省(TCCA)の認定製造・整備業者であるとともに、欧州航空安全機関(EASA)Part 145 整備機関の承認を得ており、ISO9001/AS9100Dの認証を取得しております。なお、AEM社はStructural Monitoring Systems社(ASX Code: SMN)の一部であるSMSカナダ社の完全子会社です。
エアロファシリティー株式会社について:
エアロファシリティー株式会社は、日本唯一のヘリポート専門会社であり、とりわけ日本における屋上ヘリポートのリーディングカンパニーとなっております。また、小型飛行機やヘリコプター、航空機関連製品等を自衛隊、警察、消防、海上保安庁や民間事業会社に提供しています。弊社は海外各種メーカーの正規販売代理店として多種多様な製品を取扱っているとともに、装備品のJSTC取得や修理改造検査に関しても対応しております。弊社の技術サポートグループにおいて型式設計承認(TC)や追加型式設計承認(STC)の取得をサポートし、これまでに36種類以上の型式設計承認や追加型式設計承認の取得支援を行なった実績があります。
連絡先:
エアロファシリティー株式会社 航空機事業部
03-5402-6884