コラム
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基礎知識
2020.01.23
風向灯(ヘリポート夜間照明(航空灯火)設備)
●風向灯とは(ヘリポート夜間照明設備)
風向灯は、航空法施工規則第百十四条の定めるところにより、風向および風速を示す風向指示器とその風向指示器を夜間でも視認できるような風向灯から構成されており、パイロットが風向および風速を確認しながら安全に着陸できる用途として使用されます。
設置基準
風光灯付風向指示器の設置基準は「離着陸地帯の周辺に夜間において少なくとも300m上空から風向指示器の指示する方向が明瞭に視認できるような照明を有するものを設置することとなっています。なお、風向指示器は長さ2m以上、径0.6~0.2m以上であること」とされています。
基本仕様(風向灯付風向指示器)
型式 | Model-1800 |
入力電圧 | AC100V |
出力 | 150W×4灯 |
寸法 | 下図参照 |
重量 | 92kg |
設置方式 | 支柱可倒式(設置条件によりポール高さ変更可能) |
ポール | 主支柱:アルミφ120mm×t5.0mm
補助支柱:アルミφ48.6mm×t5.1mm |
ウィンドソック
(吹流し) |
材質:ナイロン製、色:オレンジ/ホワイト
長さ:2400mm(設置条件により変更可能) 開口部:600mm、出口部:300mm |
ランプ | LED(航空白色) |
風向灯 寸法図