コラム
ヘリポート業界の動向、知識などの情報を記事にしています。
基礎知識
2018.05.15
病院ヘリポートの失敗例3<患者の搬送ルートに階段が!?>
大丈夫ですか? あなたの病院ヘリポート
事前にしっかりした航空コンサルタントに確認しないと『使えないヘリポート』ができてしまいます。
多額の費用を投じてつくった病院屋上ヘリポート。
でも、実際には使用できないヘリポートが日本中にいくつもあります。
設計事務所やゼネコンへの丸投げが最も危険。
また、悪徳航空コンサルにもお気をつけ下さい。
私たちは多くの失敗例を知っています。
失敗例3
「ドクターヘリ用のヘリポートを造ったが、患者の搬送を考慮しておらず、ストレッチャーを階段で運ぶ羽目になった。」
ドクターヘリや消防ヘリなどで運び込まれる患者はほとんどが重篤患者です。速やかに手術室へ運ぶには階段では無理。緩やかなスロープ(当社は最大でも12%勾配)かエレベータが必要です。設置場所を移動することなども含め、十分事前に検討していれば、それほどコストアップにならずに手を打てたはずです。
A. 適切なコンサルタントに相談することで解決ができます。